運び屋(映画)実話との違いは?実在モデルのその後についても!

90歳で現役だったところを逮捕された、
伝説の麻薬の運び屋について

実話を元に作られた映画。

 

元ネタはニューヨークタイムズ号外に掲載された
「レオ・シャープ」というお爺さんの話。

 

クリント・イーストウッドが監督・主演を務めていますが、
事件が起こった直後のニュースサイトに、
ある女性が

「これを映画化するなら、クリント・イーストウッドがぴったりだと思う」

と書き込んでいたコメントがあり、
イーストウッドがこれを読んで映画を作ろうと思ったのか・・・
その真相はわかりませんが、
なんだか予言者みたいでびっくりしました^^;

 

ただ、着想を得たというだけで
全てが実話に忠実というわけではないんですよね。

 

実話に忠実な部分は

  • カルテルのメンバーに「タタ」と呼ばれていたこと
  • デイリリー栽培の達人だったこと
  • インターネットが発達したせいで職を失ったこと
  • コカインの運び屋をしていたこと

くらいで、あとはドラマティックに仕立てるため、
かなりフィクションが入っていました。

 

ネタバレがありますので、
まだ映画を見てない方はご注意ください。

運び屋を始めたきっかけの違い

映画では、孫娘の結婚式で出会った若者に
「安全運転するだけで儲かる仕事がある」
と、連絡先を渡されたことがきっかけでした。

実際は、デイリリー仲間に誘われたことがきっかけだったそうです。
また、本人は
「コカインはデイリリーと同じく、人々を幸せにする植物だから」
カルテルに手を貸した、と話しています。

とんだヘリクツw

 

映画と同様、インターネットの普及によって
彼のデイリリービジネスは赤字になり、
農場は差し押さえられました。

その上、医者には「100歳まで生きるでしょう」と太鼓判を押され、
このままでは家族の金食い虫として、お荷物になってしまう・・・

 

その状況から脱却するために、経済的に自立するために
運び屋を始めたそうです。

逮捕された時の年齢の違い

映画では90歳の運び屋となっていますが、

実際は逮捕された時点でまだ87歳
ただ、元ネタとなったニューヨーク・タイムズの記事でも
「90歳の運び屋」として描かれています。

キリが良くてインパクトもあるので、
90歳としたんでしょうね。

 

戦争の赴任先の違い

映画では、
「戦争に行ったから銃を向けられても怖くないさ」
と、どーんと構えていたタタおじいちゃん。

新車のナンバープレートが「朝鮮戦争帰還兵」
特別バージョンだったことから、
朝鮮戦争に行ったことがわかります。

 

実際のレオ・シャープは、
第二次世界大戦でイタリア戦線に参加したそう。

稼いだお金の使い道の違い

映画では、孫娘の結婚式のオープンバー代が
必要になり、家族との絆を守るために
仕方なく運び屋を務めた感じがありました。

その後も、トラックを買い換えたり、
火事が起きた退役軍人クラブの復旧費用を出したりと

家族や友人のためにお金を使っていたことが描かれていましたが・・・

「運び屋を始めたきっかけ」でも触れた通り、
農場を維持するためと、
家族のお荷物にならないように

自分の食い扶持は自分で稼ぐ!
と決意していたようです。

 

とはいえ、実際のレオ・シャープは
かなり長いこと運び屋をやっていたそうで・・

稼いだ多額のお金は、何に使ったんでしょうか・・・

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運び屋を続けた期間の違い

映画では、十数回目の運搬で逮捕されてましたが
実在モデルであるレオ・シャープは、
もっと長期間に渡って運び屋稼業をやっていたらしいです。

とは言え、本人の証言が曖昧で、正確な期間は
担当弁護士ですら、今だにわかっていないようですが

2005年にメキシコ人と一緒に旅行していることが
証拠として残っていたそうです。

 

この旅行って、カルテルのアジトに招待された
映画のあのシーンみたいな感じだったんでしょうか・・・

 

実際のレオ・シャープが逮捕されたのは
2011年なので、2005年には始めていたとすると
最低7年は運び屋をやっていたことになります。

弁護士の見解では、10年くらいやってたんじゃないか、
とも言われてるみたいです。

 

実際は刑務所でデイリリーを育てなかった

映画では、捕まった後、
刑務所の農場で美しいデイリリーを育てて、
生き生きとしている様子が描かれていましたが

 

実際はそんなことはなく、
自分の農場のことも気にかけなかったようです。

 

なので、弁護士も農場の場所を知らないし、
他の人に様子を見てくれ、と頼むこともなかったようです。

 

実在モデル、レオ・シャープのその後

裁判では、カルテルとの関係性や
カルテルがどうやって密輸を成功させていたのか、
そう行った内部情報については
的を射た証言をほとんどしなかったレオ。

 

20年の懲役判決が出たそうですが、
先に寿命がきてしまうのは火を見るより明らかですね。

 

結局、92歳でこの世を去りました。

 

トリビア

イーストウッドの実の娘が娘役!

犬猿の仲の娘役、アリソン・イーストウッドは
クリント・イーストウッドの実の娘なんです!

娘が女優ってことも知らなかったのでびっくり・・・

それもそのはず、あまり有名な映画には出ていないようで、
劇場未公開作だったり、日本で公開されてなかったり・・・

 

ただ、親子共演は過去に2作あるそうです。

 

コードネーム「オニオン」とは?

麻薬組織は、通信が盗聴されていることも予想し、
ドラッグの名前や人の名前なんかを、
コードネームで呼んでいます。

 

そんな状況で、レオ・シャープが何度も

「オニオンをあげるよ」

と電話で話していて、
DEA捜査官や警察は

「オニオンって何の隠語だ?」

と頭を抱えていたそう。

 

そして、遂にレオ・シャープを逮捕した時
車のトランクを開けてみると、

大量の「玉ねぎ」が入っていたんだそうな・・・

 

オニオンって、隠語じゃなくて
まんま玉ねぎのことだったんですね・・・^^;

 

そんなタタ爺ちゃんのお茶目なところが
捜査の目をくらます一因になったんでしょうね。

 

 

運び屋を無料で見る方法

実際の事件とは違う部分が多い「運び屋」ですが、
かなり美談に仕立てられていて
結構ウルウルきちゃいます。

 

フィクションとして楽しめて、
実際の事件についても知れる作品だと思います。

 

そんな運び屋を無料で観る方法をご紹介します。

 

 

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